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運輸安全マネジメントへの取り組みについて


2017年4月1日改訂



201741

株式会社バスウェイ

 

運輸安全マネジメントへの取り組みについて

 

 

株式会社バスウェイは、輸送の安全を確保することが最も重要であることを自覚し、以下のとおり全社員が一丸となって、絶えず輸送の安全性の向上に取り組んでまいります。

 

1.輸送の安全に関する基本的な方針

当社は、輸送の安全について次のとおり基本的な方針を定め、全社員に十分周知させます。

(1)   社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たしてまいります。また、現場に於ける安全に関する声には真摯に耳を傾ける等、現業部門の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。

(2)   会社は、輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(PlanDoCheckAct)を確実に実施し、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上に努めてまいります。また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表致します。

 

2.輸送の安全に関する重点施策

当社は、輸送の安全に関する基本的な方針に基づき、下記の事項を実施いたします。

(1)  輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規定に定められた事項を遵守いたします。

(2)  輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めます。

(3)  輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、共有致します。

(4)  輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確に実施致します。

 

3.輸送の安全に関する目標(前年度の目標達成状況と今年度の目標)

(1)  2016年度の目標達成状況
「有責事故ゼロ」が目標でしたが、残念ながら有責事故1件発生させてしまいました。

(2)  2017年度の目標
今年度は「有責事故ゼロ」を目標とします。

 

4.事故統計(自動車事故報告規則第2条の規定によって届け出義務のある事故)

@ 2016年度加害事故0件

A 2016年度被害事故0件

 

5.輸送の安全に関する計画

輸送の安全に関する目標を達成すべく、次の通り輸送の安全に関する計画を策定しました。

(1)乗務員研修・教育計画

@  乗務員の安全運転に関する知識と技術を向上させるため、茨城県ひたちなか市にある「財団法人自動車安全センター安全運転中央研修所」に於いて特別カリキュラムによる安全運転研修を受講させます。2016年度は運転士1名を受講させる予定でしたが諸般の事情により中止となりました。また「日野自動車お客様テクニカルセンター」主催の「燃費講習」も受講することができませんでしたが、2017年度は数名受講させます。

A  乗務員の安全意識を啓蒙することを目的に、安全運転の心構えと基本操作について計画的に社内研修を実施します。

B  冬季期間の安全運行を目指し、毎冬シーズン前には雪道走行訓練とタイヤチェーン装着訓練を実施します。

C  新任乗務員、事故惹起者について、一定期間の社内研修を実施します。

 

(2)管理者教育

@  運行管理者は、独立行政法人自動車事故対策機構による基礎・一般講習を計画受講します。

A  管理職の資質向上および意識の共有を図るため、社内研修を実施します。

 

 

(3)事故防止対策委員会の開催

「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針

(国土交通省告示第1676)に基づく11項目のテーマを定めた事故防止対策会議を年8回開催し、安全意識の向上に取り組みます。

 

(4)事故防止運動

全社的に年3回の安全運動を実施します。

@  春の全国交通安全運動46日〜15

A  秋の全国交通安全運動921日〜30

B  年末年始輸送安全総点検1210日〜110

 

(5)飲酒運転の防止

当社は、飲酒運転を未然に防止するため、本社営業所では始業・終業点呼時に据置型アルコールチェッカーを、また宿泊時の始業・終業点呼には携帯型アルコールチェッカーを活用し、飲酒の有無を厳格にチェックしています。なお、万が一アルコールが検知された者に対しては厳正な処分を行います。

2016年度は、アルコールチェック体制のさらなる厳格化のため、本社営業所設置のアルコールチェッカーを、パソコン連動顔写真・免許証認証型『東海電子製 ALC-PROU』に代替し、携帯型アルコールチェッカーデータとの一元管理化を図りました。

 

(6)車両・設備の点検整備・更新計画

当社には自社工場はありませんが、乗務員による日常点検のほか関東バス株式会社整備センター様及び東京日野自動車朝霞支店様、南関東ふそう所沢支店様と提携し、法定点検・車検整備を完全履行しています。消耗部品の交換は関東バス様とほぼ同じ基準による早目の交換を行い、予防整備を心掛けております。

 

@  車両更新

2016年度は排出ガスのポスト新長期規制対応(東京都観光バス環境性能表示AAAランク)及び安全対策装置(PCS=衝突被害軽減ブレーキシステム・車線逸脱警報装置)取付車両を1両、新車購入致しました。

2017年度の車両代替計画は、ありません。

 

A  ドライブレコーダー

事故発生時の当社車両、相手方車両、歩行者等の状況を映像・音声により記録するドライブレコーダーを2010年度から導入し、2012年度の新車を以って当社全車両取付済となっております。

2016年度購入新車に、デジタルタコグラフ一体型の矢崎製高機能タイプを1台試験導入しました。映像画質及び機能の向上が認められたことから、2017年度は、予備車両(0311号車)を除いた4両のドライブレコーダーを、富士ソフト製『FS04DVRHM』から、矢崎製『DTG7』に代替更新し、交通事故防止教育等により一層の活用を進めます。

 

B  右左折警報装置の購入・取付

右左折ウインカーと連動し、車体下部から警報音を発し周囲に注意を促す右左折警報装置を、2016年度購入車両にも導入しています。右左折時や進路変更時また後退時に、周囲への注意喚起に効果が認められるため、2017年度は、既存車1両への取付けを実施します。これにより弊社車両全車取付となり、更なる輸送の安全性向上を図ることとなります。

 

C  デジタルタコグラフ

2016年度購入新車に試験導入した、ドライブレコーダー一体型の矢崎製高機能タイプ『DTG7』は、運転記録解析等に優れた効果が認められることから、2017年度は予備車を除く4両に購入・取付を行います。

 

6.輸送の安全に関する予算等の投資額

12016年度投資実績額合計   48.710.684

@ 新車両購入                           39.682.730

A 車両整備                             7.490.462

B 無事故手当                             663.661

C 社外安全運転研修(1名) (中止)

D 社内研修                                407.919

E 右左折警報機取付 (既存車取付) (中止)
F 顔写真・免許認証据置型アルコールチェッカー)    465.912

 

22017年度投資計画額        9.602.560

@ 車両整備                             6.000.000

A 無事故手当                            720,000

B 社外安全運転研修(1名)               50,000
C 社内研修                        350.000円 

D 追突防止警報システム(既存車2両)   360.000円
E 右左折警報器取付(既存車1両)       90.000

F ドライブレコーダー・デジタルタコグラフ一体型機(4両)2.032.560

 

7.輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統

本社営業所内に掲示の通りです。(1・組織図、2・緊急連絡図)

 

8.安全管理規定および安全統括管理者

安全統括規定は本社営業所内に掲示の通りです。

 

安全統括管理者 取締役運行部長 遠藤知生


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